酉の市へ行ってきました! 今年も福を全力でかき込みます!
いつもぽとすをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
今年もやってまいりましたね、年の瀬。別名、師走。こういう呼び方をするから、気持ちがバタつくんだよな… と思いつつ、皆さまも忘年会などでお忙しくなる時期かと思いますが、インフルエンザも流行っているようなので、くれぐれもご自愛くださいませ。


さてさて、今年も恒例!浅草・鷲神社の 酉の市(二の酉)に行ってまいりました。
毎年お世話になっている西野さんで、今年の「縁起熊手」をゲット! 来年は午年とのことで、真ん中にはかわいらしいお馬ちゃんが! 馬好きの店主はテンション爆上げ!
お参りでは 1 番太鼓を聴きながら、さらに威勢の良い「商売繁盛!!」の掛け声&三三七拍子をいただき、胸の中がパッ!と晴れやかになりました。この掛け声は、毎年、本当に毎回新鮮に感動します。帰り道すがら、来年はぽとすもついに 10 年目を迎えるし、熊手も一段と大きなものにしようかなぁ…などと考えていると、ふと「酉の市って、いつからあるの?」と気になり、調べてみました。

~酉の市、ざっくり歴史メモ(店主調べ)~
起源は江戸より前。武蔵国(いまの東京・田無、足立あたり)の農民の収穫祭がスタート。
市場(いち)が立ち、だんだん大きいお祭りになったんだそうです。
江戸時代に入ると、浅草の鷲神社が「開運・商売繁盛・家内安全・勝負事」にご利益あり!と爆人気に。なんでそうなったのかはいまいち分かりませんでした(笑)。
そして、今や名物の「熊手」。もともとは農具だけど、江戸で「福をかき込む」「運を掃き寄せる」「商売のチャンスをつかむ」…そんな願いを託されて縁起物に進化したそう。江戸の商人は 「去年より大きい熊手を買う」のが粋だったらしいですよ。ちなみに、ぽとすもこの粋にあやかって、実はちょこっとずつグレードアップしているんですよ(こっそり)。
江戸の言い伝えでは、「三の酉の年は火事が多い」 というものがあります。11 月中に酉の日が三回来ると「三の酉」になるわけです。確かにこの 1 年( 2024-2025 年)は、長野の実家近くでもありましたが、山火事の話題が多かったですね。つい先日も大分で大規模な火災がありました。迷信ではありますが、これからますます乾燥する季節、気を付けてまいりましょう。
そんなこんなで、今年もぽとすの熊手には
「商売繁盛」、「 1 年のお礼」、「来年の福への願い」をぎゅぎゅっと込めました!
今宵も、ぽとすでお待ちしております。

ぽとす 宮下千恵

