ぽとすのゴールデンウィーク

いつもぽとすをご愛顧いただきありがとうございます。

5 月の連休、故郷長野県へ帰省いたしました。
何十年も変わらない「ザ・田舎」な風景に心癒されながら、まずはご先祖様に日頃の感謝を伝え… 近況報告などを(南無南無…)

さて、家でゆっくりお茶でも飲むかね…とふと裏庭を見ると、大量のわらびを発見!
東京へ出てくる前は、春になるとウド、ふきのとう、タラの芽、わらび…と、近所の山を駆け巡り旬の山菜を狩りまくる生粋の山菜ハンターだった私。 凄腕ハンターは衰え知らず 、実に華麗にわらびを採取、意気揚々とアク抜き!からの煮付け!流れるように美しい一連の作業!


「春の皿には苦味を盛れ」という格言の通り、 「お通しで出したらお洒落だわぁ〜」と自画自賛しながらいただきました。
味は……まぁ美味しかったですよ(汗) 。


ところで、今回の帰省のメインイベントは中学の同窓会でした。開催されるのは実に 30 年ぶりくらい (年齢がバレてしまう…笑)!
「誰も分からなかったらどうしよう」と緊張気味で会場に向かいましたが、いざ会ってみれば、あっという間に学生時代にタイムスリップ!
数十年という時が、一瞬で戻ったかのようでした。宴もたけなわの頃には 20 人超の LINE グループもでき、「夏も集まれたらいいな」と早くも次回の再会が待ち遠しいです。

さてさて最後に、もはや恒例となりました「ぽとすで飲める逸品」をご紹介します 。
今回はスコットランドの秘境が生んだ奇跡の一滴、「ノックニーアンオーガニック」 。
スコットランド西海岸、モーヴァン半島の先端にひっそりと佇むノックニーアン蒸溜所で
作られたこのウイスキーの最大の特徴は、 製造工程を再生可能エネルギーで賄い、 原料の大麦はオーガニックに限定しているということ (ナウい!SDGs 時代の理想を体現した蒸溜所ですね!)
五感を魅了する奥深く繊細な味わい。 グラスに注がれたウイスキーは、 赤ワインの再生樽を50%使用することで赤みを帯びた美しい色をしています。
スパイシーな中に蜜のような甘さが広がり、 口に含むと柑橘系の甘みとほのかな苦み、そしてカカオのような甘い香りが広がります。 オランジェットを頬張ったときのような、ほろ苦い余韻もまた、このウイスキーの魅力の一つです。
ボトルの裏書きには、「好きなように飲んでいいけど、ハイボールがおすすめ」とありましたので、さっそく試してみたところ……一口飲めば、その爽やかさに心奪われます。サントリー白州が「森香るハイボール」 と称されたように、 このハイボールもまた、 自然を感じさせる清々しい味わいです。
さらに、ミントを添えれば爽快感が倍増。モルトの風味とミントの清涼感が絶妙に調和し、至福のひとときを演出します。ぜひこの機会に、至福のハイボールをお楽しみくださいませ。


今宵も、長野のおつまみと山菜ハンターの武勇伝と共にお待ちしております。
皆さまのゴールデンウィークのお話もぜひぜひお聞かせください。

ぽとす
宮下 千恵